[ GT-Rのユニークさ ]

ユニークさとは無比の、独自の、無双の、独特ななどといった意味です。
GT-Rのデザイン上のユニークな点の1つは、屋根を支える柱・ピラーのうち、後ろ側のリアピラーが途中でカクッと角度を変え、水平方向に折れ線が入っていることです。 歴史が長く、多数のメーカーが他車から抜きん出て印象に残るためにユニークさを競っている自動車のデザインにおいて、全く珍しいアイデアというものがそうそう残ってはいないと思いますが、これはユニークです。

実際には、折れ線から上側のリア・ピラーは "屋根に属する" ようなものなのかもしれませんが、ともかくこの折れ線はステルス機を連想させて、よく目に留まるデザイン上のアイデアです

 
 

この "勝手に翻訳" サイトを読まれた某社から連絡があり、このサイトでの掲載用にGT-R の写真を撮らせてもらうことができました。 それが上の写真です。 雑誌の写真等の印象では ビューティフルとは言い難く どちらかといえばハンサム系ではなくてアグリー寄りなクルマだけど、これなら海外のメディアから "フェラーリのコピーだ" とか "貧者のアストンマーティンだ" などとモノマネ根性を揶揄される心配はないし、むしろ個性的なクルマだ と認めてもらえるだろう  と思っていました。 でも2次元の写真ではなくて実物の周りを回ってその立体感を眺めてみると、どの角度から眺めてもちゃんと格好よくてアグリーだとは一瞬も感じず、これはこれでハンサムなデザインのクルマだな、と思いました。 特に 望遠レンズで撮影されることに向いてないカタチである気がします。