●境港市と、中海に浮かぶ江島を結ぶ 『 江島大橋 』。
当社では、しばしばこの橋を渡って取引先に出かけます。その際に橋上から水道を見下ろすと、水面にシワのような波が立っていることがあります。波は水道を横断するように、境港市岸から江島岸へと、流れに対して直角に渡っています。
あたりに船は見当たらないので船が起こした波・航跡ではないように思われます。 またその波は余り動かずに、ずっと同じような場所に留まっているように見えます。
●満潮で高くなった海面が河川に向かって逆流する現象では、南米アマゾン川のポロロッカや、中国杭州銭塘江の大逆流がよく知られています。
いわゆる潮津波。 もしかしたら、日本海・美保湾の海面と、汽水湖である中海の水面の、高さの差が江島水道でせめぎあっているのが、この波なのでしょうか。
この波は、当社内で江島ポロロッカと呼ばれています。 |