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海外ブログ翻訳 : 北欧コペンハーゲンの自転車事情 ]
●コペンハーゲンに新しく到着した人は、街中の自転車と、自転車乗車ファッションをした人の多さに気がつきます。この都市の自転車乗りは、優雅にわずか一息で街路を走り抜けていきます。 デンマークの最良の部分は、名産のデンマークタペストリーを別にするともちろん、気の良いデンマーク人です。健康的でタフであることに加えて、彼らはもてなし上手で温かいです。そして地元市民の視線でこの都市を発見するには、エンター・バスター氏に案内を依頼するのが良いでしょう。彼は典型的デンマーク人で、背が高くて、ブロンドで、ユーモアセンスを持ち、美しいコスモポリタン風の女性を好む奴です。バスター氏は、とても楽しい人でした。彼は、何時間でもデンマークのあらゆることについて話すことができました。彼の大好きな話題は
「あなたに反論する話題」 で、彼のお気に入りのフレーズは 「そうかもね、だけど…」 でした。 沈黙することのない話好きです。
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●ガイド君
ガイドのバスター氏は、滞在中はガイドというよりも、我々の都市サイクリング仲間 になりましたが、しょっぱなから魅力的な男でした。我々はあっというまに友人となり、街路を巡航しては街の隠れた宝を発見するサイクリングのために、彼から多くの支援を受けました。
●この都市の自転車
巨大な国際都市コペンハーゲン市の190万人の市民の3割は通勤に自転車を使っています。午前8時のコペンハーゲンの街路を想像してみてください。あなたがエイダナクSt.とメインSt.の交差点を自転車で通り過ぎようとしているとき、あなたの左側では、川のように安定した自転車群の流れがあるのです。自転車乗りたちは、手信号やベルで周りとコンタクトをとりながらペダルを回し、交通の流れと巧みに調和しています。今朝のコペンハーゲンでは、あなたは午前8時から9時の間にこの交差点を通り抜ける5千台の自転車のうちの1台となります。そしてコペンハーゲン全体での自転車コミューター人口30万台のうちの1台ともいえます。まったく凄い自転車数です!
●この街の自転車乗り
コペンハーゲン市においてサイクリングは生活様式の一部です。ほとんど誰でも、自転車を所有しています。我々が滞在の間に会ったコペンハーゲン住民で自転車の代わりにバスで来た人は1人だけでした。コペンハーゲンの自転車乗りは幼い頃にパンク修理を覚えてしまいます。そして、大抵の通勤サイクリストは念のためにパンク修理キットを彼らのバッグに入れています。幼児用からおばあさん用まで、ぴったりの自転車が販売されています。子供たちは生後わずか2〜3ヵ月から、親の自転車の、幼児キャリヤ席や、専用設計の親子用自転車にベルトで固定されて乗っています。私が見たお婆さんは、第二次世界大戦時代製の黒い鉄フレームシングルスピード自転車で街路を優雅に旋回していました。そして雨天でも晴天でも、通勤サイクリストたちは適切な服を着て走ります。雨天時にはゴム長靴とポンチョが最も人気のある服装のようです。
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●社会化された自転車
これほど多くの人々が自転車通勤をしている都市では、そのうちの何%かに当たる市民がオフタイムに自転車に乗るだけで相当数のホビーサイクリストが発生することを意味します。都市公園まで距離を走るだけでなくて、北欧デンマークらしい午後11の日暮れ見物だとか、トルコ風売店の閉店時間ギリギリに食材を買うべくひとっ走りするような、そういう気軽な自転車走行もあります。または静かな湖沿いを恋人と2台で走るとか、あるいは好きな音楽をヘッドホンで楽しむために自転車で走るとか。沢山の非通勤自転車を街で見かけます。そしてコペンハーゲンで暮らすあなたはそのうちに、街角に停めてある友人の自転車を見分けるコツを会得するでしょう。そして、友人の自転車の車体に
『後でコーヒーでも飲もうぜ』 などとメッセージカードを |
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残すことが手軽なコミュニケーション手段だと知るでしょう。
まったく、コペンハーゲンの街の公設自転車ラックは、街に馴染んで友人と親しくなるための良い社交場でした。
----------------- 以 上 翻 訳 ------------------
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